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2018/06/04

トレイルランニングレース

昨日、日曜日は富士山の麓 忍野村で行われた 
富士忍野高原トレイルランニングレースに参加してきました。

毎年出てるのですが 梅雨入り前で良い天気の日が多かった記憶があります。

今回も天気が良く、富士山もバッチリ見えました。

エントリーしたのはミドルコースで 32キロ
山を登ったり下ったり。
最後の下りで両足ふくらはぎに痙攣が起こり なんとか騙し騙し
ゴールできました。


マラソン、トレイルラン、トライスロン など
いろんなレースに参加してきましたが

得るものは肉体的にも精神的にも大きく、

特に精神的にはかなり鍛えられました。
本当に苦しくても必ずゴールがある
だから頑張れる。

いい経験たくさんできて幸せです。
また仕事頑張れそうです。



2018/03/16

加湿について考える


ワインセラー、熟成庫、など湿度について聞かれる事が多くなっています。
先日のコラム【ワインと湿度について考える】でも書きましたが 本当に高湿である必要があるのか?
加湿が必要なのか?がこの仕事をしていると一つのテーマになります。
私はどちらの設備も加湿はお勧め出来ません。
では、強制的に加湿した場合のリスクについて考えます。
1番目のリスク 冷却不良
冷蔵ケースで冷却器が稼働しているとその水分が霜になりコイルに付着します。そのまま冷却し続けると霜が溶けずに付着したままで冷却出来なくなりセラー内の温度は上昇します。通常それを防ぐ為、強制的に冷却サイクルを止めて霜を除去しています。
しかし、強制的に加湿していると冷却コイルに付着する霜の量が増えて霜を取り切れなくなってしまい、結果的に冷却不良となります。対策としてはヒーター除霜にする方法もありますが、イニシャル、ランニング共にコストが増加します。

2番目のリスク 不衛生
水は雑菌が含まれています。装置もしっかり手入れをしないと雑菌の住処になってしまい,
カビを繁殖させる可能性があります。

では、湿度が欲しい時にはどうすればいいか。
ショーケースタイプのワインセラーや熟成庫では、いろんな工夫で除湿しにくい環境を作る事が出来ます。
冷凍機と冷却のバランスや能力、還元方式、ファンの位置 など。
湿度数値として保証値とは言えませんが用途、仕様に合わせて設計します。

2018/03/12

ワインセラーの停電時について考える


ワインセラーは機械です。電気が供給されて初めて稼働します。
故障時は2系統以上の冷却システムを組み込む事により冷却を止める事はありません。
しかし、停電時にはどんな機械でも自家発電装置がなければ冷却する事は不可能です。
実際に停電時対策で自家発電装置を導入したお客様はいらっしゃいましたが莫大なコストがかかりました。また、メンテナンスも大変です。
では、低コストでなるべく一定時間 ワインセラー内の温度(ワインの温度)を上昇させない方法はないかと日々考えていました。
あるきっかけでシャープ株式会社が保有する特許でインドネシア向けの家庭要冷蔵庫に使われている特殊な蓄冷剤を知りました。1日に何度か停電するインドネシアでは家庭用冷蔵庫の中身の保管が心配でしたがシャープの冷蔵庫には特殊な蓄冷剤を内蔵しているので冷却時に凍結した蓄冷剤が停電時に溶け出し冷蔵庫内を一定時間冷却出来るものでした。
ビックリしたのはこの蓄冷剤が冷蔵庫内で凍結するという事です。
今まで知っていた蓄冷剤とは冷凍庫(マイナス温度)で凍結させるものでした。
特殊な蓄冷剤は+5℃で凍結して+10℃で溶け出すものです。
これを知った時に直感的にワインセラーで使える!っと思い、すぐに共同でワインセラー用の停電対策に活用したものを開発しないかと提案をしました。
そして、1年かけてテストをし、2016年秋に共同特許という形で出願しました。
そしてこの蓄冷剤をECSと名付ける事にしました。
ECSを搭載した冷却器は停電時でも一定時間ワインを守ります。
では一定時間とは何時間なのでしょうか。
これはワインセラーの大きさやワインの保管本数、環境によって時間では表せません。
しかし、テストの結果、様々な条件下の中でもECSを搭載しない場合に比べて2倍の時間、ワインの温度上昇を抑える事が出来ます。


2018/03/06

ワインの保管温度について考える


ワインに適した保管温度は何度なんでしょうか。一般的には赤は14℃付近
白はそれ以下とされています。赤と白は保管温度が違うと言われています。
では一つのワインセラーで保管温度の異なるワインを保管する方法はあるのでしょうか。リーチインワインセラーには2温度帯で保管できるセラーもあります。
ウォークインワインセラーでは部屋を分けるしかありません。
しかし部屋を分ける事により、設備もランニングコストも2倍近くかかります。
もっと簡単に低コストで2温度帯で使えるワインセラーはないものか。
あります!
弊社の使用している自然対流式のコイル(冷却器)ではファンと搭載しないので風や振動が起こりません。そしてもう一つメリットがあります。
それは強制的に空気を対流させない自然対流なので、自然の原理で暖かい空気は上に行き、冷たい空気は下に溜まります。温度ムラが自然に出来るのです。
ワインセラー内の温度の高い場所に赤、低い場所に白を置く事で2温度帯で使えます。

温度ムラ、最初はデメリットと考えていましたが、ある日逆転の発想にかわりました。




2018/02/26

ワインセラー機器故障について考える


ワインセラーは機械です。故障する可能性はあります。いや、いつかは故障します。
故障したらどうなるでしょうか。そう冷却出来なくなります。そうならないように日々のメンテナンスが必要です。
リーチインタイプのワインセラーですと下部に冷凍機が設置されているものが多いです。たまには正面のカバーを開けてコンデンサーフィルターの掃除をしましょう。
エアコンと同じで凝縮器(フィン)の前にフィルターがあります。外して水洗いしてよく乾かしてから元に戻しましょう。そうすると熱交換しやすくなり、冷却能力も復活し電気代も上がる事がなくなります。特に夏場に冷えが悪くなってきた時はこれらの作業が必要です。
リーチインタイプの比較的小さなワインセラーには機械が1機しかないものが多数です。
弊社ではウォークインタイプのワインセラー(人がセラー内に入れるタイプ)にはバックアップシステムを組み込んでいます。
完全に冷却システムを2系統以上に分ける事によりどれかの系統が故障して止まってしまった時にでも他の系統で継続して冷却出来るようになっています。
そして、その間に故障した機器を修理すればワインを守る事が出来ます。
大切なワインを守るために有効なシステムです。



2018/02/21

ワインと湿度について考える


ワインの保管には適当な湿度が必要と言われてますが、実際にはどうなんでしょう?
リーチインタイプの市販ワインセラーには私が知ってる限り加湿装置が付いたものはありません。実は設備的に湿度の安定はとても難しいのです。
冷凍サイクル(冷やす過程)で機器が冷却している時(機械が動いている時)はワインセラー内をどんどん除湿していきます。そして設定温度に達すると機械が止まります。すると今度は湿度は緩やかに上っていきます。相対湿度とは温度との相対なので温度の一定化が湿度の一定化になるのです。温度はディファレンシャル(機械のON、OFFの温度差)を約2℃で設定しています。例えば14℃設定の場合 16℃までセラー内の温度が上がった場合、機械が動き出し冷却をは始めます。そして14℃になると機械が止まり冷却を終了します。
同じように相対湿度は変化しています。設備の工夫で温度と湿度の一定化は出来ない事はありません。実際に弊社では車の試験装置においていろんな条件を作る事をやってきました。世界中にはいろんな気象条件の場所があります。砂漠地帯や高温多湿地帯、低温地帯、など いろんな環境の中で車が正常に動くか試験する装置です。その技術を使えばある程度の温湿度一定は可能ですが 設備的にすごくイニシャルコスト及びランニングコストが掛かり現実的ではありません。
ワインと湿度について諸説ありますが、実際にはワインボトルはコルクにて栓をしてあり、その上からキャップシールが施され 外部から湿度を吸収する場所はありません。
そして、内部にはワインが入っているのでワインがコルクに当たる置き方(斜めまたは横向き)に保管すればコルクが痩せる事も少ないです。
または 置き方に関係なく(立てて置いても)密閉されてボトル内では相対湿度は100%になるので湿度は関係ないという文献もあるそうです。
加湿器による加湿はセラー内にカビを繁殖させてしまい、大切なワインのエチケットをカビさせてしまう可能性があるので弊社では積極的な加湿は行っていません。
弊社の設備は加湿はしませんが除湿しにくい設備です。ワインセラー内の湿度を冷却する時に一旦、コイルに結露させ、その後冷却が止まると自然にワインセラー内にもう一度戻すようになっています。
しかし、お客様がご自身で加湿が必要と思われた時に備えてウォークインワインセラーにはセラー内にコンセントを設置し、加湿器を設置できるようにしています。

以上が私の考えるワインと湿度の独り言でした。